2020年2月9日に開催された世界最高峰の映画祭典「第92回アカデミー賞」で最多4部門を受賞した「パラサイト 半地下の家族」
今回は同作品の監督である「ポン・ジュノ」のオススメ作品を5本まとめましたので紹介します。
※この記事の情報は2020年02月時点のものになります。
ポン・ジュノ監督オススメ作品①【殺人の追憶】
ポン・ジュノ監督といえばこの映画。
1980年代後半に発生した未解決事件「華城連続殺人事件」をモチーフにした作品で
韓国のアカデミー賞と言われる「第40回大鐘賞」で最優秀作品賞を受賞し、世界的にも大ヒット。
「パラサイト 半地下の家族」にも出演している「ソン・ガンホ」など役者陣の演技力が見どころ!
見入ってしまうほどリアルな演出と緊張感あふれる展開も素晴らしい。
衝撃のラストシーンは一度観ると頭に焼き付いて離れないはず・・・。
※かなり胸糞悪い映画なので、苦手な方は注意が必要です。
「殺人の追憶」のあらすじ
86年。韓国の農村で女性が強姦され殺される事件が発生。その後も同様の手口の事件が発生し、現地の警察官、パク・トゥマンはソウルからやってきたソ・テユンと捜査にあたることに。なにかとそりが合わない2人だったが、ひとりの容疑者が浮かび上がり…。
引用元:U-NEXT
「殺人の追憶」のキャスト・スタッフ
キャスト
- ソン・ガンホ
- キム・サンギョン
- パク・ヘイル
- キム・レハ
- ソン・ジェホ
- ピョン・ヒボン
- パク・ノシク
ポン・ジュノ監督オススメ作品②【母なる証明】
とある田舎町で起こった女子高生殺人事件。逮捕された犯人は知的障害のある青年トジュン。
どうしても息子のトジュンが犯人とは思えない母は、息子の無実を証明するため奔走する。
物語が進むにつれて明かされる真実と、深まる登場人物への不信感が見どころ。
兵役から復帰した「ウォンビン」の演技
国民の母とも呼ばれる大女優「キム・ヘジャ」演じる母の感情表現が素晴らしい。
「母なる証明」のあらすじ
田舎町で女子高生が無残な姿で発見される悲惨な殺人事件が発生。子供のように純粋な心を持つ青年ドジュンが逮捕されるが、息子の無実を信じて疑わない母親は、刑事どころか弁護士にも話を聞き入れてもらえず、自ら真犯人を見つけ出そうとひとり走り出す。
引用元:U-NEXT
「母なる証明」のキャスト・スタッフ
キャスト
- キム・ヘジャ
- ウォンビン
- チン・グ
- ユン・ジェムン
- チョン・ミソン
ポン・ジュノ監督オススメ作品③【海にかかる霧】
ポン・ジュノが監督ではなく脚本として参加した作品。
監督は「殺人の追憶」でポン・ジュノとともに脚本を手掛けた「シム・ソンボ」
今作が監督デビュー作。
実際の事件「テチャン号事件」をモチーフに、
不況に苦しむ漁船乗組員達が密航の仕事に手を染めたことから危機に陥る様を描く。
船という閉鎖された空間、追いつめられた人間の怖さがうまく描かれていて
閉鎖された空間で繰り広げられる想像を超える展開と、役者たちの演技が素晴らしい。
特に「キム・ユンソク」のサイコパス感がめちゃめちゃ怖い・・・。
「海にかかる霧」のあらすじ
1998年。不況に苦しむ韓国の漁村。漁船チョンジン号のカン船長は金に困り、中国から朝鮮族を密航させる仕事を引き受ける。夜の海上で、闇に紛れて中国船から多数の密航者を乗り移らせるチョンジン号。だがその帰り、監視船に遭遇してしまい…。
引用元:U-NEXT
「海にかかる霧」のキャスト・スタッフ
キャスト
- キム・ユンソク
- パク・ユチョン
- キム・サンホ
- イ・ヒジュン
- ムン・ソングン
- ユ・スンモク
- ハン・イェリ
ポン・ジュノ監督オススメ作品④【グエムル-漢江の怪物-】
「殺人の追憶」の「ソン・ガンホ」が主演。
名前のとおり「モンスター映画」だが
風刺的要素が含まれていて、ただのモンスターパニック映画ではない。
怪物に立ち向かう家族を通じて、アメリカにいいなりの政府など
韓国の不の面を映し出している。
また、笑いどころも満載でシリアスさとコメディのバランスも良く楽しめる作品。
「グエムル-漢江の怪物-」のあらすじ
ソウルの中心を南北に分けて流れる雄大な河・漢江。休日を河岸で過ごす人々が集まっていたある日、突然正体不明の巨大怪物が現れた。次々と人々が襲われるなか、河川敷の売店で店番をしていたカンドゥの愛娘・ヒョンソが怪物にさらわれてしまう。
引用元:U-NEXT
「グエムル-漢江の怪物-」のキャスト・スタッフ
キャスト
- ソン・ガンホ
- ピョン・ヒボン
- パク・ヘイル
- ペ・ドゥナ
- コ・アソン
- イ・ジェウン
- イ・ドンホ
- ユン・ジェムン
ポン・ジュノ監督オススメ作品⑤【ほえる犬は噛まない】
ポン・ジュノの劇場映画デビュー作。
団地舞台にしたコメディ、サスペンス要素が混じったブラックコメディ映画。
物語がどう転ぶのかが全く予想がつかない展開が面白い。
さすが「ポン・ジュノ」一筋縄ではいかない。
また、主演の「ペ・ドゥナ」の出世作となっている作品で
「ぺ・ドゥナ」演じる「ヒョンナム」の黄色いパーカーの存在感が強い。
彼女の存在が暗いテーマの作品ですが、コメディタッチにしてくれています。
※犬好きの方は絶対に見ない方が良いです。
「ほえる犬は噛まない」のあらすじ
中流家庭の住む閑静なマンション。出産間近の妻・ウンシルに養われながら、大学教授を目指す非常勤講師のユンジュ。最近、彼は飼うことが禁止されている犬の鳴き声にイラついていた。ある日、たまたま犬を見つけたユンジュは、地下室に閉じ込めてしまう。
引用元:U-NEXT
「ほえる犬は噛まない」のキャスト・スタッフ
キャスト
- ペ・ドゥナ
- イ・ソンジェ
- コ・スヒ
- キム・ホジョン
- キム・ジング
- ピョン・ヒボン
- キム・レハ